苦手な動作が良薬になる

昨日のレッスン「うつ伏せで肋骨をゆるめる」

 

仰向けで床との接触をチェックする。
呼吸は、深いか浅いか。ゆっくりか速いか。

 

うつ伏せになり、両掌を重ねた上に頬を乗せる。
呼吸はどうだろうか。
どこが一番動いているか。
肋骨はどうだろう。

頬と接している側の前腕を頭とともに天井方向に浮かせる。
その重さを体のどのあたりに預けているか。
鎖骨、肋骨、肩甲骨、背骨の動きを感じることができるか。

 

左右の掌を入れ替える。
顔の向きを変える。
片膝を曲げる。
腕と頭の組み合わせを少しずつ変えることで、背骨の動きも変化する。

 

あお向けに戻って休む。
呼吸はどうだろうか。


うつ伏せが苦手な方に試してもらいたいレッスンだ。
これまでほとんどやってこなかった動作だから、試行錯誤が続く。大きく早く動かしたくても、固まっているから無理ができず、丁寧に動かさざるをえない。
体の動きの組織化が進み、全身のバランスが大きく変わると思う。